1.家賃相場 ★★★☆☆
2.通勤通学快適度 ★★★☆☆
3.マイカー利用 ★★★★☆
4.単身適正 ★★☆☆☆
5.ファミリー適正 ★★★☆☆
6.ショッピング ★★☆☆☆
7.グルメ ★☆☆☆☆
8.エンタメ ★★☆☆☆
9.街の賑わい ★☆☆☆☆
10.不動産投資適正 ★★★★☆
🏁総合点
👉 25 / 50点
競輪場花月園の跡地。デイープな駅前から静かな住宅街へ

京浜急行の各駅停車駅。京急本線の花月総持寺駅は、鶴見駅と生麦駅に挟まれた小規模駅だ。
駅前にはかつて「花月園遊園地」が存在しており、その後1950年に「花月園競輪場」となった。競輪場は2010年に閉場。その後も駅名は「花月園前駅」であったが、2020年に現在の「花月総持寺駅」へ改名され、今に至る。
ちなみに総持寺は、この駅よりも隣の鶴見駅の方が最寄である。
1日の利用者数は約7,000人。隣の京急鶴見駅が約30,000人、生麦駅が約28,000人であることを考えると利用者はかなり少なく、穴場感のある駅と言える。なお正式表記は「總持寺」だが、一般的には読みやすい「総持寺」が使われることが多い。
📜名前の由来は旧遊園地+近くの大きな寺より
「花月園」は戦前に存在した遊園地の名前で、「花と月を愛でる美しい場所」という昔ながらの雅な意味を持つ。そこに全国的にも有名な寺院である總持寺の名前が加わり、「花月総持寺駅」となった。
💰 花月総持寺駅前の家賃相場 ★3
🧍単身(1R・1K)
👉 6〜8.5万円前後
👫カップル(1LDK)
👉 10〜14万円ゾーン
👨👩👧ファミリー(2LDK〜)
👉 13〜18万円前後
鶴見まで徒歩10分前後ということもあり、鶴見相場の影響を受けている。「穴場駅感」の割に家賃のお得感は薄い。


🚃 花月総持寺駅前の通勤通学快適度 ★3
京急本線の各駅停車駅快特・特急は停まらないため、移動の中心は隣駅や京急鶴見での乗り換えになる。
駅自体は小さく、利用者も多すぎないため、朝の駅前は比較的落ち着いている。
一方で、都心方面へ毎日通う場合は乗り換え前提になりやすく、利便性は「悪くないが強くもない」という印象。
鶴見・川崎・横浜・品川方面への通勤なら十分実用的。
都内主要駅への直通性を重視する人には、少し物足りなさもある駅前。


シンプルな駅だが、駅前の大規模マンション建築に伴い整備中。近代的な駅になるか!?
🚗 花月総持寺駅前のマイカー利用 ★4
第一京浜や産業道路へのアクセスは悪くなく、川崎・横浜方面へ車移動しやすい立地。
首都高や湾岸エリア方面にも比較的出やすく、車を使う生活自体は成立しやすい。
ただし駅前道路西側は広くて交通量が少なく、快適。東側は狭いのに一方通行でないなど東西で違う印象だ。近隣の渋滞はそれほどでもない。月極駐車場は20,000円前後。


左が西側、右が東側の駅前。高架化されてないので踏切待ちも生じてしまう。


公園そばの道路は広くて交通量が少なく、快適。
👤 花月総持寺駅前の単身適正 ★2
工場地帯の単身者向けの街だったため、単身物件数自体は多く家賃は鶴見駅周辺より安い。しかし駅前のお店が少なく、買い物も不便。チェーン系外食もほぼないため、単身者向けとはいいがたい。家賃がやや手ごろなこともあり、外国人の居住も平均的。


特に国道15号(第1京浜)沿いは単身用が多くみられる
👨👩👧 花月総持寺駅前のファミリー適正 ★3
駅前は比較的落ち着いており、鶴見駅周辺ほどの騒がしさがない。
花月園競輪場跡地は公園として整備され、周辺住民の憩いの場となっている。この公園は広域避難場所にもなっており、子供がいる世帯にとっては安心感がある。
「横浜・川崎へ通いやすい場所で、少し静かに暮らしたい」というファミリー層とは相性が良く、戸建ても多いエリア。一方で、大型商業施設や派手な便利さはなく、日常の買い物は鶴見駅方面や車移動前提になりやすい。
かつて競輪場があった影響で、治安に不安なイメージを持つ人もいるが、閉場からすでに15年以上が経過。現在の駅前は比較的落ち着いた住宅地となっている。


花月園跡地の「鶴見花月園公園」がこの街のシンボル。広くて整備されており、景観が素晴らしい。夜景も美しいと評判。


イスやベンチが点在しているが、災害時はかまどになり、非常時に役立つ


昔遊園地だった頃の名残。象さん滑り台があり、鶴見花月園の記憶などの看板が点在


駅前には大型マンションが多い。築年数も新し目だ。
🛒 花月総持寺駅前のショッピング ★2
駅前にはスーパー「マルエツ」があるが規模が小さい。日常の買い物は鶴見駅に出るしかない。
チェーン系飲食店やファッション・雑貨系どころかコンビニドラッグストアですら少ない。
最近どこにでもある「まいばすけっと」すらない。鶴見駅が徒歩圏内という事で★2の評価だが、それが無ければ★1でも不思議ではない。商店街も生麦南仲通りや旧東海道の生麦魚河岸通りなどあるがあまり栄えてない。

残念ながら駅前のスーパー「マルエツ」しかない。


東口側国道15号の先には生麦魚河岸通りがあるが、閑散としている。朝は割と賑わってるとの事。
🍜 花月総持寺駅前のグルメ ★1
居酒屋や町中華など、かつて競輪場利用者向けだった飲食店も減少し、駅前は全体的に落ち着いた雰囲気となった。チェーン系飲食店もかなり少なく、「外食が充実した駅前」というタイプではない。
川側の旧東海道沿いには老舗系の料理店も点在しているが、全体的にはひっそりとした空気感。
グルメ目的で訪れる街というより、ローカル色の強い住宅街寄りの駅前である。

西口に中華屋が1軒のみ


生麦魚河岸通りにも少々あるが数は少ない。


和菓子屋「雪梅庵」フルーツ大福などの名店。口コミ高評価でわざわざ訪れる価値あり
🎮 花月総持寺駅前のエンタメ ★2
かつては花月園遊園地、そして花月園競輪場が存在した“娯楽の街”だったが、現在の駅前にその面影は全くない。跡地の鶴見花月園公園があるが、その他のエンタメは全くない。


🌆 花月総持寺駅前の街の賑わい ★1
かなり落ち着いた住宅街寄りの空気感。あえて来る要素もなく、近隣住民のための駅・駅前となっている。鶴見駅周辺の雑多感を避けたい人にはお勧めの環境である。


昼間訪れたためか、人通りはほとんどない


国道15号沿いは車通り多く、賑やかであるが歩行者は少ない。
📈 花月総持寺駅前の不動産投資適正 ★4
元々工業地帯一角ということもあり単身系の物件が多い。
区分マンション:表面利回り 4〜6%前後
築古区分・古アパート:6〜8%前後
一棟アパート:6〜8.5%前後
ボロ系・再生系:8%超もあり
ただし落ち着いた住環境になったためどちらかというとファミリー層にウケ始めたエリアである。
そのためファミリー層の物件が少なく、2DK~の物件は需要が高い。それを見越したデベロッパーが大規模ファミリー向けマンションを増やしているのが現状。空室リスクやキャピタルを配慮するなら、ファミリー物件なら投資適正高い可能性がある。


大型マンションが現在建築中。さらなる発展が望めそうだ。
まとめ
かつての競輪場→再開発という街ではあるが、商業施設などにならなかった。
横浜市の人口に対してに広域避難所が必要となっており、花月園公園という広域避難所を兼ねた公園となった。それに伴いファミリー向け物件をデベロッパーが開発。現在も大型マンションが増えている街だ。しかし商業施設が追いついておらず、さらなる再開発の土地も限定的。ファミリータイプの物件は増えているが大型商業施設ができる気配がないのがこの街の弱点でもあり良い所なのかもしれない。西口はやや高台になっており、住民以外の往来が少なく閑静な住宅街だ。
おまけ

東口にある品のある洋食屋さん。数少ない飲食店の1つ

生麦魚河岸通りでは時折青空市が開催されるとの事。朝早いが賑わうようだ。


西口は坂が多い。電動アシスト自転車が欲しくなりそうだ。



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