駅のある場所は横浜市磯子区東町。根岸町は駅から少し東に行った地帯です。
ところが、この一帯はもともともっと広く久良岐郡根岸村と呼ばれていました。根岸村は1901年に横浜市へ編入されて「根岸町」となり、その後の区制や町名整理によって細かく分割され、現在の東町などの町名が生まれています。横浜市の資料にも、根岸という地名は少なくとも1463年の文書に「平子郷根岸村」として登場します。
つまり駅ができるずっと前から、この周辺そのものが広く「根岸」だった。と、いうことですね
戦後まもなくの写真。現在の根岸駅あるあたり(真ん中”+”のあたり)は海でした。

1960年代に入ると今の根岸駅から南側は一気に埋め立てられ、現在の根岸駅の土台ができます

地形を見てもわかるとおり、根岸駅北側の高台のふちが徐々にではなく一気に切り立ち、根岸という名前(山や丘の麓に沿った土地)を象徴する場所というのがよくわかる。

【結論】
・この一帯が広範囲で昔から「根岸」と呼ばれていた。
・根岸駅北側が根岸という名前の由来の一説である「山や丘の麓に沿った土地」に相応しい
「つまり現在の住所が東町だから根岸駅という名前が不自然なのではなく、むしろ『東町』の方が後から生まれた町名だったのです。」
