川崎駅からわずか数分。全国有数の参拝客を集める川崎大師ですが、周辺には今も門前町の風情が残っています。なぜこの街は再開発されず独特の雰囲気を保っているのでしょうか?
💰家賃相場 ★★★☆☆
🚃交通利便性 ★★☆☆☆
🚗車利用 ★★★★☆
🛒ショッピング★★★☆☆
🍜グルメ ★★★☆☆
🛡️災害安全度 ★★★☆☆
🏥生活インフラ★★★☆☆
単身男性 ○ 単身女性 ○
カップル ○ ファミリー ○
学生 △ 高齢者 ◎
外国人 △

京急大師線の中心駅とも言える川崎大師駅。1日の平均乗降人員は約18,000人。
駅名の通り、全国的にも有名な「川崎大師 平間寺」の門前町として発展してきた歴史ある街である。特に初詣シーズンには全国トップクラスの参拝客が訪れ、普段は落ち着いた街並みながら、正月だけは別世界のような賑わいを見せる。
駅前には昔ながらの商店街や参道グルメが並び、どこか昭和の空気感が残る一方で、観光地でありながら“普通に暮らす街”としての顔も強い。
川崎駅から近い割に時間の流れはゆっくりしており、再開発エリアとはまた違った「古き良き川崎」を感じられるエリアと言えるだろう。
今回はそんな川崎大師駅前を実際に歩きながら、
住みやすさ・街の雰囲気・不動産目線なども含めてウォッチしていく。
📜名前の由来は川崎大師から
全国的に有名なお寺「川崎大師 平間寺」最寄り駅という事でこの名前になった。
この駅を一言で言うと
「門前町の風情が今も残る、川崎の下町」
町全体の雰囲気
川崎市内でありながら、川崎駅周辺とは全く異なる空気を持っています。
駅を降りると大師参道へ向かう人の流れがあり、まさに観光地のような雰囲気も感じます。
一方で参道を外れると静かな住宅街が広がり、地元住民の生活圏としての顔も見せます。


駅前は駅ビルなどがなく、広く開放的である


表参道。昔ながらの伝統的な店が多いが取材時の5月は閑静な通り。しかし1月はものすごい人で賑わう。


大型マンションもあれば、閑静な住宅街も並ぶ。周辺駅に比べると閑静な住宅街の方が多く目立つ。
商店街・商業施設
「表参道」・「仲見世通り」・「ごりやく通り」といった商店街がある。
歩いていて楽しく、一般的な住宅街の商店街とは少し違う魅力があります。街の商店街というよりも参拝者向け、観光向けの要素が強い独特な商店街となっている。
【表参道】




川崎大師を訪れたら、ぜひ歩いてほしいのが表参道です。
全国的に有名な寺院だけあって観光客向けの店が多いのですが、どこか昔ながらの門前町の雰囲気も残っています。まるで小旅行に来たような気分になります。川崎市内でありながら、普段の川崎駅周辺とはまったく違う空気を味わえる場所です。


個人経営の居酒屋やくずもち屋など独特なお店が見られます。
【仲見世通り】




川崎大師の一番楽しいのがこの仲見世通りです。久寿餅やだるま、せき止め飴などの店が軒を連ねどこからともなく「トントン、トントン」と軽快な音が聞こえてきます。
これは名物のせき止め飴を職人が包丁で切り分ける音。仲見世の風景の一部となっており、初めて訪れた人でも思わず足を止めてしまいます。私も川崎大師を訪れるたびにこの音を聞くと、「大師に来たな」と感じます。まるで昭和の観光地にタイムスリップしたような雰囲気があります。
【ごりやく通り】


表参道の入り口とは別にこの通りがあります。ただ、商店街というよりも住民の憩いの場のような雰囲気で、のどかでのんびりとした通りです。平日だと開いてる店があまりないです。
見どころ・散歩スポット
ここは間違いなく川崎大師です。初詣の参拝客数は全国有数。仲見世通りの雰囲気も良く、散歩するだけでも楽しめます。また大師公園も近く、季節によって違う表情を見せてくれます。
【川崎大師】








川崎大師(正式名称:平間寺)は、全国でも有数の参拝者数を誇る真言宗智山派の寺院です。厄除けのお大師さまとして親しまれ、正月には全国トップクラスの初詣客で賑わいます。
広々とした境内には大本堂や五重塔が建ち並び、都心近郊とは思えない落ち着いた空間が広がっています。門前町として発展した歴史もあり、参道や仲見世通りを含めて街全体が観光地としての魅力を持っています。
【大師公園】






川崎大師の東側に広がる大師公園は、東京ドーム約1.7個分の広さで川崎区内では富士見公園に次ぐ巨大な公園です。園内には広場や遊具、プールやテニスコート、野球場の他に日本庭園「瀋秀園(しんしゅうえん)」などが整備されており、子ども連れのファミリーから散歩を楽しむ高齢者まで幅広い世代に利用されています。
休日には家族連れで賑わいますが、敷地が広いため窮屈さは感じません。川崎大師の参拝とあわせて訪れるのもおすすめで、門前町の賑わいとは対照的な落ち着いた時間を過ごすことができます。
私が訪れた時も、子どもたちが元気に遊ぶ姿や散歩を楽しむ人の姿が見られ、川崎大師エリアがファミリー層に人気な理由の一つだと感じました。
💡なぜ川崎大師駅周辺は観光地なのに落ち着いているのか?
川崎大師線沿線はリバーフロンティアとして川崎駅へのアクセス、羽田空港との距離などにより注目の路線となってきている。現に港町駅、東門前駅などの駅前派大型商業施設ができており、大型マンションの建築も著しい。
しかし川崎大師駅周辺は昔ながらの地主が多く、再開発の土地が少ない。それらの駅と比べると少々遅れており落ち着いた住宅地兼観光地となっている(1月は除く)。
そんな落ち着きある街川崎大師駅周辺も昔に比べずいぶんと大型マンションが建ってきており、今も建築中のマンションもある。他の路線よりも開発は緩やか絵ではあるが、今後の発展が見逃せない。

川崎大師のそばの建築中。2LDK 4,700万~で14階建て全132邸で現在建設中。
まとめ
川崎大師駅周辺は生活の場というより門前町として色が濃く出てしまっております。そのため買い物や日常グルメなど少し不便なところがありますが、何と言っても川崎大師に支えられた落ち着いた雰囲気が楽しめる街ではないでしょうか。門前町ということもあり治安も良好。昔ながらの風情を楽しみながら生活できる高齢者にはお勧めの街ではないでしょうか。
おまけ


正月は相当並ばないと入れない蕎麦の名店「松月庵」でお昼を頂きました。1,450円と少々お高いですが、そばの上品な味と見た目以上に食べ応えがあるエビのてんぷらは並んでも食べたい逸品です。


金山神社です。普段は静かな神社ですが、毎年春に行われる「かなまら祭」の日は国内外から多くの人が集まり、周辺の雰囲気が一変します。子宝・安産・子孫繁栄などご利益があり、右の写真はダースベーダーみたいですが・・・なんのオブジェかは皆様のご想像にお任せします!



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