【洋光台駅前の謎 その3】50年以上前のニュータウンは、今どう再生されている?

謎

1970年に街びらきした洋光台。当時は最新のニュータウンとして人気を集めましたが、すでに誕生から50年以上が経過しています。

では、これだけ古くなった団地はどうしているのでしょうか。全部取り壊して、新しいマンションに建て替えている?

実は洋光台では、古い団地を活かしながら街そのものを再生するという取り組みが続けられています。

その中心となったのが、UR都市機構が2011年に始めた「ルネッサンス in 洋光台」です。

洋光台北・中央・西の3つのUR団地を中心に、建物だけでなく、広場、店舗、コミュニティ、高齢者・子育て支援などを含めて街全体を再生するモデルプロジェクトとしてスタートしました。

さらに2015年からは、建築家の隈研吾氏やクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏らが参加する「団地の未来プロジェクト」も始まります。

その代表例が、駅前にある洋光台中央団地の中央広場です。

以前の広場を大規模にリニューアルし、大階段や2階デッキを新設。店舗と住宅が一体になっていた建物も改修され、2階部分を店舗や地域活動に使えるよう変更されました。

2018年には現在の中央広場が完成しています。

さらに洋光台北団地では、2020年に集会所「OPEN RING」や広場をリニューアル。

カフェやライブラリーも設けられ、昔ながらの「団地の集会所」を、地域の人が集まれる場所へと作り変えています。つまり洋光台の団地再生は、

今ある建物や街並みを活かしながら、時代に合わなくなった部分を少しずつ作り変えている。

そんな方法で、昭和に誕生したニュータウンを次の世代へ引き継ごうとしているのです。

 

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