【鴨居駅】なぜ鴨居に『ららぽーと横浜』は誕生したのか?地形が生んだ横浜線の街

鴨居駅前の謎 工場跡地に誕生したららぽーと横浜

横浜線の快速・各駅停車駅鴨居駅。1日平均利用者数が約3.5万人となかなかの規模を誇る。駅区分でいうと大型商業施設共存型駅である。

鴨居駅はどんな駅? 

鴨居駅の駅タイプ

大型商業施設共存型→大型商業施設とともに発展した、買い物の目的地になる駅前

地図から見てわかる通り南は丘陵、北は鶴見川、川の向こうはわずかな平地があるがその先は丘陵地帯ということで丘陵谷間型駅、もしくは工場・企業アクセス型として栄えてきた。

 

鴨居駅の路線・乗車人員

横浜線の快速・各駅停車 →1日平均利用者数は約3.5万人(2024年)

 

鴨居駅の名前の由来は

横浜市の資料でも、「鴨居」という地名は旧村名を引き継いだものと説明されており、語源までは断定していません。

① 鴨が多くいた場所説(最有力)
鶴見川沿いの湿地や水辺に鴨が多く飛来したことから
 

② 「鴨のいる村」説
「居」は「住む場所」「集落」という意味で、
 

③ 神聖な鳥「鴨」説
古代では鴨を神聖視する文化もあり、

 

などがあるが、おそらく鶴見川がそばにあることから①が有力ではないかと思われる。

鴨居駅そばの鶴見川。いかにも鴨がいそうな気もする。

 

鴨居駅前を歩いてみる 

鴨居駅前街の住みやすさを評価

  • 💰家賃相場  ★★★☆☆
    →ららぽーとの影響で値上がりも手ごろ
  • 🚃交通利便性 ★★★☆☆
    →単一路線も町田・新横浜方面へのアクセス良
  • 🚗車利用   ★★★☆☆
    →横浜港北IC近くも産業道路渋滞がネック
  • 🛒ショッピング★★★★★
    →ららぽーと最寄り駅で文句なしの★5 
  • 🍜グルメ   ★★★★☆
    →駅前の飲食店少ないもららぽーとで押上げ
  • 🛡️災害安全度 ★★★☆☆
    →鶴見川沿いでややハザード地域も全体としては標準的
  • 🌳 公園・レジャー ★★★☆☆
    →公園は少ないが、鶴見川沿いが快適

  

鴨居駅周辺の商店街・商業施設

【ららぽーと 横浜】

鴨居駅から徒歩約7分とアクセスも良く、約280店舗大型ショッピングモールです。映画館もあり飲食店も充実。神奈川県内各地からだけでなく都内からも多くの買い物客が訪れます。街のシンボル的存在。

ららぽーとだけでなくイトーヨーカドーも併設しており、ここだけで1日過ごせてしまう。

 

【イオンスタイル 鴨居店】

北口がららぽーと横浜なら南口はイオンスタイル。鴨居駅南口から徒歩約2分に位置する、地域密着型の大型スーパーです。1978年に「忠実屋鴨居店」として開業し、その後「ダイエー鴨居店」「イオンフードスタイル鴨居店」を経て、現在のイオンスタイルへと生まれ変わりました。約半世紀にわたり、地域住民の生活を支えてきた駅前の存在です。

 

鴨居駅周辺の見どころ・散歩スポット

【鶴見川遊歩道】

鶴見川遊歩道は、鴨居駅北側を流れる鶴見川沿いに整備された散策路です。観光地というより、鴨居の街の成り立ちや地形を感じられる「街歩きスポット」

鴨居駅から北口へ出ると、すぐに鶴見川へ向かうことができます。川沿いは高水敷(河川敷)が広く確保されており、ウォーキングやランニング、サイクリングを楽しむ人が多い場所です。

 

【鴨居原市民の森】

鴨居駅から徒歩20分ほどの鴨居原市民の森は、鴨居駅周辺に残された貴重な里山の面影を残す自然緑地です。駅から少し離れると、住宅地の中に突然現れる雑木林で、「ここが横浜?」と思わせるような場所です。

面積は約2ヘクタールで、横浜市の「市民の森」の一つとして整備されています。大きく分けて南地区(雑木林)と北地区(竹林)の2つのエリアがあります。

鴨井原市民の森横浜市のHP

 

鴨居駅前 2つの謎

【鴨居駅前の謎 その1】なぜこの場所にららぽーと横浜ができたのか?

なぜ横浜の中心でもない鴨居に、横浜北部を代表する大型商業施設ができたのか?
→詳細はこちら

 

【鴨居駅前の謎 その2】そもそもなぜこの地に大工場があったのか?

現在、ららぽーと横浜が建つ場所。しかし、かつてここには巨大な工場が存在していました。
なぜ都心でも臨海部でもない鴨居に、大企業の大規模事業所が作られたのでしょうか。
→詳細はこちら

 

鴨居駅前の今後・再開発

鴨居駅の今後を考えると、すでに完成した強みを維持していく街として評価されていくでしょう。
ららぽーと横浜ができて約20年。付近にはららぽーと横浜すぐということで多くのマンションが建ってきました。そして規制緩和からの規制によりこのサイズの商業施設がなかなか造りにくくなってきました。
鴨居駅周辺は完成されながら維持しつつ、その希少性がじわじわ増してくる街ではないでしょうか。

 

鴨居駅前調査のまとめ

この駅を語るのにやはりららぽーと横浜の存在は欠かせません。しかし、南口にはイオンスタイルや昔ながらの商店街があり、人情あふれる面も感じられます。物件も手軽であり、単身からファミリーなど様々な方に住みやすい街となっております。地方だと駅前がさびれてしまうことも多いですが、鴨居駅はららぽーと横浜と共存しながら持続していく駅前かと思いました。

 

おまけ

鴨池大橋から見る鶴見川。これだけ人口密集地にありながら川は美しい。魚が泳いでるの見ることができた。

 

南口駅前商店街の写真。商店街そのものより奥の住宅が高台になっており、丘陵地帯であることを認識できる。

 

産業道路は渋滞がネック。特に土日のららぽーと横浜周辺は大変混雑する。

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