【東神奈川駅前の謎 その4】なぜ再開発されたのに、再開発された感じがしないのか?

謎

東神奈川駅東口では、駅前広場や歩行者デッキ、高層マンション、商業施設、福祉施設などが整備されています。横浜市によると、東口周辺では合計4つの再開発・整備事業が実施され、2019年に完成した東神奈川一丁目地区をもって、駅周辺の拠点整備はひと区切りを迎えました。

それにもかかわらず、実際に歩いてみると、武蔵小杉や川崎駅西口のような「再開発された街」という印象はあまり受けません。「えっ?再開発された街なの?」という声も聞かれます。

その理由の一つは、駅前一帯をまとめて造り替えたのではなく、複数の小規模な事業を長い年月をかけて進めたためです。

最初の東神奈川駅東口地区の再開発は2002年に完了し、駅前地区の整備も2004年に完了しています。最後の東神奈川一丁目地区が完成したのは2019年ですが、初期に整備された建物やデッキはすでに20年以上が経過しています。

また、東神奈川の再開発は、大型ショッピングモールやオフィス街を造って遠方から人を集めるものではありませんでした。中心となったのは、住宅、駅前広場、歩行者動線、生活施設、福祉施設などの整備です。

つまり、街を華やかな商業地へ変える再開発というより、「駅前に住む人や利用者が、日常生活を送りやすくするための再開発」だったのです。

さらに、再開発地区の外側には、古い建物や国道、JR・京急の線路がそのまま残っています。新しい建物も駅前の一部に分散しているため、街全体が一体的に新しくなったようには見えません。

長い年月をかけて段階的に再開発されたため、街並みの新しさには場所ごとに温度差がある。

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