【磯子駅の謎 その2】磯子駅の近くにある有料エレベーターは何なのか?

謎

磯子駅から山側へ歩いて約4分。住宅街へ向かう途中に、謎のエレベーターがあります。

それが、「グランドエレベーター」です。普通のマンションのエレベーターなら、住民しか使えないもの。

ところがこのエレベーターは、住民以外でもSuica・PASMOを使って片道52円で利用できます。

 

なぜこんな場所にエレベーターがあるのか?

理由は、磯子駅のすぐ西側にある大きな高低差です。グランドエレベーターは、丘のふもとから頂上まで約60mを一気に上ります。所要時間は約40秒。

磯子駅周辺を歩いてみると分かりますが、国道16号や駅周辺の平地から西側へ向かうと、すぐに急な丘陵地になります。その丘の上にあるのが、巨大マンション群のBrillia City 横浜磯子です。

つまりこのエレベーターは、

「駅前と丘の上の住宅街を直結するための垂直交通」

というわけです。

 

実はここ、横浜プリンスホテルの跡地

さらに面白いのが、このマンションが建つ場所。

Brillia City 横浜磯子は、かつてこの丘の上にあった横浜プリンスホテル跡地に造られた大規模マンションです。公式サイトでは1,230戸とされています。

高台という立地は眺望には最高ですが、毎日の通勤・通学となれば坂道はかなり大変。

そこで再開発の際に、この高低差を解消するためのグランドエレベーターが整備されました。

 

一般の人も利用できる

このエレベーターの面白いところは、マンション住民専用ではないこと。居住者は無料ですが、一般利用者も片道52円で利用可能です。さらに一般利用向けの定期券まで用意されています。つまりマンションの共用設備でありながら、実質的には地域の交通インフラとしても機能しているわけです。

 

エレベーターの上は、屈指の眺望スポット!

エレベーターを降りると抜群の眺めが見られます。

西側には横浜の住宅街、その先にはみなとみらい方面。
東側には根岸湾と工業地帯、さらに東京湾まで見渡せます。

磯子駅周辺は、海側が埋立地、山側が急な丘陵地という特徴的な地形ですが、この場所に立つとその違いがよく分かります。

この眺望こそ、かつて横浜プリンスホテルがこの高台に建てられた理由の一つだったのかもしれません。

 

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