【白楽駅の謎 その2】六角橋はどこにある?

謎

白楽駅の西側には、横浜三大商店街の一つ「六角橋商店街」が広がっています。

ところで、この「六角橋」という名前。

地名だけを見ると、どこかに六角形の橋がありそうです。

しかし、六角橋の街を歩いてみても、それらしい橋は見当たりません。
では、「六角橋」の六角とは何なのか。そもそも橋はどこにあるのでしょうか。
 

実は「橋」ではなく「箸」だった?

地元に伝わる説では、六角だったのは橋ではなく「箸」だったとされています。

六角橋にある寳秀寺(ほうしゅうじ)の記録には、かつて日本武尊が東国へ向かう途中、この地に宿泊し、その礼として六角形の箸を残したという伝承が記されています。

この六角形の箸にちなみ、地域は「六角箸村」と呼ばれるようになり、後に「箸」の文字が「橋」へ変わって「六角橋」になったと伝えられています。

つまり、「六角橋」という地名にある“橋”は、もともと橋そのものを意味していたわけではないようです。

 

六角形の橋は存在しない?

現在の六角橋周辺に、地名の由来となった六角形の橋があったという確かな記録は見当たりません。

地名の由来として残っているのは、あくまで「六角形の箸」の伝承です。

そのため、「六角橋はどこにある?」という疑問への答えは、

六角形の橋はない。六角だったのは“橋”ではなく“箸”だった。

という、少し意外なものになります。

六角橋という名前は、街の地形や橋の形ではなく、古い伝承が長い年月をかけて地名として残ったものだったのです。

 

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