JR鶴見駅は、横浜市内でも有数のバス路線が集まる駅です。駅前には巨大なバスターミナルが整備され、朝夕には次々とバスが発着しています。では、なぜここまでバスが発達したのでしょうか?


バスの多さではTVで取り上げられるほど。路線の数も多いが、それぞれの本数もかなりの数がある。
① 駅西側が丘陵地帯だから
鶴見駅西側には馬場、東寺尾、北寺尾、獅子ヶ谷、上末吉などの丘陵住宅地が広がっています。坂道が多く徒歩や自転車での移動が大変なため、バスが生活に欠かせない交通手段となりました。

フラットな東に対して西は標高30m超えも多く存在する丘陵地帯
② 鉄道を延ばしにくい地形だった
西側は起伏が大きく、鉄道路線を新設するにはコストがかかります。そのため鉄道ではなく、柔軟に路線を設定できるバス網が発達しました。
③ 臨海部への通勤需要が大きかった
東側には京浜工業地帯が広がっていますが、工場は鶴見線の駅前だけに集中しているわけではありません。臨海部には広大な工場群や物流施設が点在しており、最寄り駅から離れた事業所も多いため、鶴見駅から各工場へ向かうバス路線が数多く整備されました。そのため、工場勤務の人でも鶴見線ではなくバスを利用するケースが少なくありませんでした。
